ステライト加工におけるポイントをご紹介!

非常に高い硬度と優れた耐摩性、耐熱性、耐食性を兼ね備えた合金であるステライト
ステライトはその特性から耐熱材料のみならず耐磨耗材料や切削工具材料としても使用されます。
今回は、そのステライトにおける加工のポイントを紹介いたします。

1.材料特性

ステライトは、コバルトを主成分とし30%程度のクロム、4~15%のタングステンなどからなる非常に高い硬度と優れた耐摩性、耐熱性、耐食性を兼ね備えた合金です。
耐熱・耐食・耐摩耗に加え融点が高いことから、
発電関連、航空産業、自動車産業、外科用インプラント(人工関節等)、食品加工、石油ガスプラント設備、ガラス瓶製造、歯科産業、製紙・パルプ産業、食品加工産業、木工産業、製鉄産業、プラスティック・ゴム産業など幅広い業界で活躍しています。
また、耐熱性があり、磨いた面は摩擦係数が小さく、耐摩耗性に富むという特性があり、刃具など様々な産業分野で広範囲かつ重要な部品に採用されています。
また耐熱材料のみならず耐磨耗材料や切削工具材料としても使用されます。

2.加工におけるポイント

最適な切削工具の選択や加工条件の設定ばかりでなく、工作機械の剛性や精度、切削工具の突き出し長さや保持剛性、被加工物の取り付け剛性、使用保持具の剛性や精度といった全ての面で要因管理が重要となります。

特に切削中に振動やびびり現象が発生すると、切削加工そのものが全く成り立たないというトラブルに至ります。

切削工具の切れ刃稜がシャープエッジのままでもチッピングや欠損が発生しないように切削条件を設定し、同時に振動やびびり現象を防止することで、切りくずの噛み込みが起こらないよう切削加工の円滑性を高めることがポイントです。

3.工具寿命と切削速度の関係

超硬合金とcBN焼結体で切削寿命と切削速度との関係を右記に示します。

超硬合金は必ずしも切削性能が優れているとは言えません。

エンドミル切削などは加工形態が断続切削で不安定切削の要素を多く含むことから、超硬合金はあまり適していません。

 

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