炭化ケイ素(SiC)とは? 炭化ケイ素(SiC)の特性から用途まで

優れた特性を持つ炭化ケイ素(SIC)は近年需要が高まっている材料の1つです。今回は炭化ケイ素が実際にどのような特性をもっているのかについて解説いたします。

炭化ケイ素(SiC)とは

炭化ケイ素(SiC)は、文字通り、炭素(C)とケイ素(Si)を結合させた化合物です。天然にはほとんど存在していませんが、硬度や摩耗性、腐食性にも優れているため、あらゆる分野で使用されています。

炭化ケイ素(SiC)の特性

炭化ケイ素の特性は以下の通りです。

硬度
ダイヤモンドの結晶構造に似ており、共有結合性が強いためファインセラミックスの中では最も硬い

耐熱性
空気中でも1600℃付近まで安定しており、分解温度が高い

熱伝導性
熱伝導率が焼結体の場合、270W/m・K(鉄は83.5W/m・K)

腐食性
化学的に安定しており、酸化されにくい

炭化ケイ素(SiC)の用途

上記のような特性を活かして窯炉焼成用部品やメカニカルシール、ケミカルポンプの軸受に使用されています。
また高温強度、高温耐食性が要求される半導体や液晶製造装置用部材等に利用されています。

 

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