ネッキング(ぬすみ)加工によるR工数削減 その2
円筒研磨(研削)は旋盤加工をした後に精度を向上させるために行う加工のことです。
円筒研磨を行うことで製品の耐摩耗性が上がったり、抵抗が少なくなったりするので全体としてコストダウンにつながります。
今回は、円筒研磨の中でもネッキング(ぬすみ)加工によるコストダウン方法の1つをお伝えいたします。
Before
![before](https://machining-costdown-center.com/wp-content/uploads/2020/07/before-12-300x275.png)
内面研削の場合には、隅部にネッキング(ぬすみ)が無いと、研削後にRが発生してしまいます。
After
![after](https://machining-costdown-center.com/wp-content/uploads/2020/07/after-13-300x275.png)
内面研削の場合も同様に隅部にネッキングを入れることでRの発生を防ぐことが可能となります。
隅部にネッキングを入れることで、Rの発生を防ぐことが可能となりコストダウンにつながります。