ネッキング(ぬすみ)加工によるR工数削減  その4

円筒研磨(研削)は旋盤加工をした後に精度を向上させるために行う加工のことです。
円筒研磨を行うことで製品の耐摩耗性が上がったり、抵抗が少なくなったりするので全体としてコストダウンにつながります。

今回は、円筒研磨の中でもネッキング(ぬすみ)加工によるコストダウン方法の1つをお伝えいたします。

Before

before

強度上、段付き部のRが不必要にもかかわらず、R指定で全面研削指示になっていると加工コストが上がります。

After

after

ネッキング(ぬすみ)を入れる、又は「端面より40研削」「研削R部除く」の様に研削範囲の指示をすることでコストダウンにつながります。