精度要求の見直しによるコストダウン その4
フライス加工とはフライス加工は、旋盤加工の逆で、対象物を固定し、回転する切削工具によって削り出す加工方法の一種です。
前後左右に動く、対象物を固定した作業台と、上下に動く切削工具を組み合わせれば三次元的な動きが可能になり、様々な加工が行えます。
しかし、様々な加工ができてもコストが上がってしまえば元も子もありません。
今回は、フライス加工における精度要求の見直しによるコストダウン方法の1つをお伝えします。
Before
平面度の指定が0.01以上の場合には平面研削が必要になってくるためコストアップの原因となります。
After
平面度の指示を0.01から0.02とすることで、平面研削の必要がなくなりコストダウンにつながります。
平面度の指示を0.01から0.02とし、平面研削の必要がなくなることでコストダウンにつながります。