無電解ニッケルメッキへの変更によるコストダウン

熱処理とは、加熱・冷却により素材の性質を変化させる処理のことを指します。熱処理を行うことで、工作物の性質が変わり、結果としてコストダウンにつながることがあります。
今回は、熱処理を施し、適正な材料を選定したことによるコストダウンの方法をお伝えいたします。

Before

before

ユニクロメッキは一般的に表面のメッキの「のり」が均一になりにくく、1/100レベルで精度が出なくなります。
そのため、メッキ後の仕上げ加工などの加工をしなくてはならなくなりコストが上がってしまいます。

After

after

無電解ニッケルメッキだと、メッキの「のり」が比較的良く、2~5μmのレベルに精度を抑えることが可能となります。
無電解ニッケルメッキに変えることによりメッキ加工後の加工が必要なくなりコストダウンにつながります。

ユニクロメッキを無電解ニッケルメッキに変更するとメッキ加工後の加工が必要なくなりコストダウンに繋がります。