硬質クロームメッキフラッシュの材料選定によるコストダウン
熱処理とは、加熱・冷却により素材の性質を変化させる処理のことを指します。熱処理を行うことで、工作物の性質が変わり、結果としてコストダウンにつながることがあります。
今回は、熱処理を施し、適正な材料を選定したことによるコストダウンの方法をお伝えいたします。
Before
![before](https://machining-costdown-center.com/wp-content/uploads/2020/07/207cdff6a545a2af10b5a88f30c7434a-300x256.png)
硬質クロームメッキ(HCRメッキ)だとメッキの「のり」が均一にのりにくくなります。(厚付メッキをする時に使用します)その後加工が必要となります。
After
![after](https://machining-costdown-center.com/wp-content/uploads/2020/07/A-300x250.png)
硬質クロームメッキ(HCRメッキ)だとメッキの「のり」が均一にのりにくくなります。(厚付メッキをする時に使用します)その後加工が必要となります。
硬質クロームメッキフラッシュ(薄付)に変更することで、均一にメッキがのりやすくなります。これによってメッキ加工後の加工が必要なくなりコストダウンに繋がります。但し内径形状はのりにくいです。